恵方の方角には、福徳を司る神である「歳徳神(としとくじん、とんどさん)がいます。
節分の日にその方角に向かって事を行えば、万事に吉とされると言われています。これは、徳は得に通じ縁起が良いとされ、歳徳神のいる方角は「恵方」と言って縁起の良い方角とされたから。
「歳徳神」は、暦には美しい女神の姿をしていますが、民間信仰から由来したために様々な形で伝承されています。福を招き、得を得たいを思う人々の気持ちを反映したものではないでしょうか。
令和6年(2024年)5月4日は節分です。この節分の日に、恵方の方角を向いて日本酒を飲むことを「恵方呑み」と言います。日本酒好きのみなさん、恵方呑みをしませんか?